きのこちゃん絵日記2

きのこちゃん絵日記リターンズ 〜生息47年目。関節リウマチで休養中。もがく日々の備忘録〜

2019年7月5日 相当痛かったらしい

本日やっとの事で受診。

そうそう。

動ける時間帯って、午後のほんの一部の時間。

寝起きなんて、ほぼ毎日「今日はもう無理…」としか思えないから、

予定や約束などできない。

こなせる自信が無い。

外出の予定をこなすのは「やっとの事」なのだ。

(時間制限の無いもの、指定日無しなら、その時の体調の様子を見てなんとか…)

 

でも、今回は薬が無いので行くしかない。

 

やっとの思いで病院へたどり着く。

 

これで、この時が調子が良かったりすると…

「最近、調子が悪くて…」

というセリフに

(本当?)

という疑われる可能性も否めない…ので、

実は、ちょっとドキドキで、報告している。

テンション上げて病院に行っているので、

おかしな行動していないかと、ちょっと考える。

 

診察前の定例の検査の時に、

看護婦さんに最近の様子を聞かれるのでその時に軽く報告してみる事にした。

今回はラッキーにも、数人いる中でも優しい看護婦さんに当った♪

「実は〜調子が悪くて…最初は鬱っぽいかな〜と思ったら、

身体が痛くなって来て、ここ1週間から10日位は身体中がガリガリと…」

…と、そんな話を、眉をひそめて真剣に聞いてくれている…

なんか、それだけで救われる気持ちになる…(涙)

見た目も心も、優しい看護婦さんの存在って、ホントありがたいですね…(癒)

おかげさまで、調子に乗ってちゃっかり話す事が出来ました♪

ステロイドの減量があったので、体調悪化も想像がついたのかも。

 

その後の検査で、痛みの数値を10段階のどこか答える設問に。

自分の中では痛さMAXの頃から見ると、今回はそこまでではない。近いけど。

動きづらさは非常に感じている。

渋いとか、ガリガリするとか、ゾワゾワとか、関節が曲がりきらないとかはある。

だけど、それが「痛い」かと問われると…?

リウマチ特有の痛みとは、自発的に痛み出す1日中息を飲むような痛さの事であって、

これは、そこまでではない…という印象。

(辛いと痛いも一緒ではないし…)

 

普段ある痛みが10段階中の2、3位なので、

今回は4、5位かな…と思っていたら

「本当に?そのくらい?『ガリガリ』って…相当痛そうだよ…」

と言われて「えっ」と思ってしまった…。

そうか…「ガリガリ」も痛みの仲間に入れて良いのなら、

ガリガリ度は結構あるかも…!と、

(辛いと痛いが近づいたっ)

控えめに数値を6位に設定したのでした。(苦笑)

ちなみに、疲労度は8で設定。これには自覚がある。

 

医師との関節チェック。

「実は〜調子がいまいちで〜やってしまいました…」

と申告(軽めな感じの報告)すると…

「見ればわかるよ。腫れてるね〜。」

(おお…!?わかる?見ればわかる!?)

張りの良い手指の関節チェック、手首、顎、鎖骨、肩、肘、

股関節、膝、足首、足指…の関節チェック。

時折「痛い」と言う。

最初の設問と、この関節チェックの合計から状態を数値化。

結果…

「うん、悪いね。」

悪いと言われればガッカリするのかもしれないけど、

自分の認識と、医師の認識が合致したので、とても嬉しいのでした(笑)

(あの眠れない日々は幻では無かった…!)

 

処方の変更となり、

ステロイドの量を以前に戻すのと、

しばらくはアクテムラの増量となったのでした。

 

一旦落ちた症状を戻すには、しばらくかかるそうで…(そりゃそうだ)

薬増量はやむ得ぬ。

アクテムラの倍増は、おサイフ事情にも痛手だけど仕方ない。

 

それと、プラスで本日筋肉注射。

帰宅後調べるとステロイドっぽい。

 

f:id:hakkasun:20190604230712j:image

看護婦さんに打ってもらった時のやりとりの事。

 

「痛くない?」と言われて、

「ん?ハイ〜大丈夫です〜(これくらい採血なみ)」

と返事したら

「これね、すごーーく痛い注射なの。だけど、リウマチ患者さん痛くないって言うんだ…

  みんな普段からそれ以上痛いって事なんだよね…」

と改めて言われてハッとした。

「はぁ…!そうなんだ…!」

 

確かに…痛みの基準はわからない…わかっていなかった。

そんなに痛いものだとは…

そう思うと、いつから痛かったのか…

どれくらい痛かったのか…

 

痛みって、目に見えないから上手く表現が出来ない。

周囲にも上手く伝えられない。

ふんばって口をつぐんでいるせいか、

自分でも自分の痛みにフタをしてしまっているようだ。

 

例えば「痛くて…」と言ったところで相手にも

「私も痛くて〜」と熱弁されると、

(あぁ、このくらい大した事ない痛みなんだな。)

と思ってしまうのだ。

だって、その人も痛くても動いているのだから。

 

痛みの基準を他人に示せないと思っていたけれど、

自分自身でもわかっていなかったかも。

 

改めて具体的に提示されて、目からウロコなのでした。

この例えは、

「教えて頂いてありがとうございます!」

の感動の領域である。

(あ、驚きすぎて、お礼が言えなかった…)

 

今回、2人の看護婦さんのおかげで、

なんかとても視界が開けた気がしたのでした!

痛いけど…気持ちは晴れやか…♪

 

堂々と休んで、前向きに治療に励もう。と思うのでした。