2019年8月15日 きのこの関節リウマチ初期症状の話
本日は、ちょいと思い出話です。
あれは、13年ほど前のこと。
きのこはまだ20代後半の頃でした。
当時、引っ越しして新しい仕事を始めたばかり。
職種は販売員。
終日立ちっぱなしだけど、
特別重い物を頻繁に持つわけでは無かった、のに…
毎日が筋肉痛に悩まされておりました。(汗)
仕事に慣れていないと思っていたきのこ。
激痛に耐え続ける。
朝、布団が重くて持ち上げられない。
重い布団に挟まれてるんじゃ無いか、
と思うほど、目覚めから苦痛を味わう。
この状況を目の当たりにした家族に
何度か布団をめくってもらったりなんかして。
朝から全力で筋肉痛(と思っていた)に耐える日々。
これが「朝のこわばり」という状態でした。
この状態は、少し無理して動かすと、ほぐれてしまいます。
これら全部が同じ症状から来ているのだと気づくのは、
随分後の事になります。
ペットボトルの蓋を開けられない。
15分の夕方休憩。
全身全力でペットボトルの蓋を開けに取り掛かる。
しかし、喉が渇いているのに、飲めない…💧
新しい職場だったので、誰にも
「開けてもらえますか」と自分から頼めず、
喉の渇きに耐え続けました…💧
硬いのかな?と思ってくれた親切な人に
たまに開けてもらった事もありましたが…
こういう事が、何度かあったので、
その内、ペットボトル飲料を諦めました…
リウマチの人は指の第2関節から症状が出る人が多いみたいで、
「ペットボトルの蓋が開けられない」は
初期に気づく症状の一つです。
現在は、ペットボトルオープナーを持ち歩いているので、
自力で開けられない時は道具を使います。
(どらえもん的イメージで取り出す)
あと、トイレットペーパーが切れない、とか、
牛乳パックの新しいのが開けられない、とか、
丸ノブが開けずらい、とか…etc.
指の関節の負荷をかけないようにする、という意味では
今でも気をつけるポイントです。
そして気づけば全身痛。
このころは筋肉痛だと、本当に思ってました…💧
全身だから、疲労感がハンパない。
「巨人の星」で全身ギブスみたいなの着て
常にトレーニングしてるみたいな、そんな感じが続く。
でも運動不足からくるものなんだと思い込んでました…。
(なんか矛盾してないかい?)
しゃがんだり、階段降りたり、重い扉開けたり…
とにかくどこかに常に痛みを生じる。
全身痛過ぎて、無視していたこの痛み。
(やっぱりなんか矛盾している…)
数ヶ月ほど経過した頃、
そろそろ、異常を感じ出します…
ぶつけていないのに手首が腫れているっ。
明らかに、腫れました。
ぶつけていないのに。
それが理解できずに、家族にも見てもらう始末。
いや当然、家族も医師じゃないからわかりません。
(完全に血迷っている)
けれど腫れた事で、
「ホントこれ、ヤバイやつかも…💧」
と異常を感じて、病院へ行く決心がつく。
評判の良さげな最寄りの整形外科へ。
病院へ行くと、問診の時点で看護婦さんに
「あら…っ反対の手首も腫れてる、あれっどうしたの!ここも腫れてるよ!」
と足首の浮腫みにも驚かれしまい、自分では
「あいや…最近、太っちゃって〜」
とその場を取り付くろったりしてました。本気で。
(看護婦さんは首を傾げていた)
結局は、この足首も腫れの症状の一部で、
しゃがむと痛みを生じていたのは、
そのせいだったのでした。
(薬を飲み始めて、シュッと腫れが引いたので、
これに気づいたのは後々の話です。)
血液検査の結果が出て、医師に言われたのは
「関節リウマチですね。」
頭の中真っ白。
真っ暗ではなく、真っ白。
(ツーーーって鳴ってた気もする)
医師はあーでこーでと続きを言うけど、理解が出来ず…
「り…りうまちって…あの…ろ、老人がなるやつですか…?」
と、自分の知識をなんとか振り絞って質問してみる。
「え?あ…いや、若い人でもなるんだよ。それでね…」
と、医師は返答し、またあーでこーだと続ける…。
その日はされるがまま、温湿布治療などを受け…
ずっと頭が混乱したままで…
その帰り道。
全身の痛みを引きずりながら、本屋へ立ち寄り、
リウマチに関する本を何冊か購入したのでした。
気づけば全身関節痛。
腕は真っ直ぐ上がらない、
姿勢は悪い、
膝も痛い、
階段はいつの日から片足ずつ降りていた、
顎は痛い、
指の第2関節もぷよぷよ腫れている、
何かの振動で痛みが響く…
筋肉痛ではなくて、
関節痛だったとは…💧
本を読んで、改めて認識する。
この動きづらさ…だるさ…痛み…
「関節リウマチ」
それが、きのこと関節リウマチの出会いなのでした。
なんだか…まとめて書くのって難しい…💧